
学生時代の専攻と
異なる分野の研究
新しい事への
チャレンジ!
2019年入社 A.U.
農学研究科
農学専攻修了
研究開発
- #20代
- #神戸勤務
- #農学系
CAREER
これまでのキャリア
- 研修/香川・神戸(1年)
- 研究開発/神戸(2年)
JOB現在の仕事内容
当部署では、様々な分野で新技術・新製品の開発を行っています。その中で、私は銀ナノ粒子を使用した高熱伝導接合材の開発に携わっています。
銀ナノ粒子を使用した高熱伝導接合材は、高い放熱性を必要とする半導体パッケージ内でのICチップと基板の接合に用いられます。顧客によって求められる仕様(物性・使用条件等)が異なるため、銀ナノ粒子と樹脂の配合検討や物性測定・信頼性評価を行っています。
学生時代は有機化学を専攻していたため、当部署に配属が決定したときは不安だらけでした。しかし、上司や先輩方に研究をサポートしてもらい、論文などを読み知識を深めたり、特許調査など情報収集を行ったりすることで、開発を進めていくことができています。今後もさらに専門知識を深めつつ新しいことに挑戦して、スキルアップできるように頑張りたいと思います。
#01 部署の雰囲気
コミュニケーションが取りやすい
私たちは、事務所よりも実験室で作業することが多いです。そのため、分からないことや疑問点があれば、すぐに周りの人に聞くことができます。また、当部署は若手が多く、会議では自分の意見を言うことができますし、時には雑談を交わすなどコミュニケーションがしっかりとれる部署だと思います。同期が研究している姿を見たり、先輩にアドバイスを貰ったりすると、「自分ももっと頑張ろう」という気持ちになります。

#02 印象に残っている
エピソード
研究で難しいと思う点は、実験の失敗データからどのようなことが推測できるか考えることです。1つの結果から複数の可能性を見出し、得られた実験データをよく考察することが重要であり、とても難しいと感じています。
以前、樹脂の成分分析を行った際に、今までの分析方法ではどの成分が含まれているか分からないことがありました。部内の先輩に相談すると、私では考えられなかった意見を貰えたうえ、他の分析機器の使い方も教えていただき、なんとか問題を解決することができました。ひとりで研究を進めるには限界があるので、上司や先輩からアドバイスを貰い、より良い研究をしていく必要があるということを改めて感じています。
研究成果が製品化に直結することはそう多くありませんが、私が関わった研究から新製品が生まれ、世に出た時はやりがいを感じると思います。