メンバーの力を
結集させて
研究成果をカタチに
2013年入社 Y.K.
工学研究科
応用化学専攻修了
研究開発
- #30代
- #神戸勤務
- #化学系
- #博士課程
- #課長職
CAREER
これまでのキャリア
- 研修/京都・香川・名古屋(1年)
- 研究開発/神戸(8年)
JOB現在の仕事内容
当部署では、エレクトロニクス分野で新規材料として注目されている金属ナノ粒子関連製品の研究開発や新しい評価分析手法の開発を行っています。
私は入社2年目の本配属以降、新製品の研究開発に携わってきました。現在は課長として、チーム全体の進捗管理や部門のリソース管理、メンバーの教育サポートをメインに行っています。コロナ禍で仕事環境が変化したこともきっかけではありますが、実験室の整備から報連相の仕組みづくりなど、メンバーがスムーズに開発業務を行うことができる環境づくりをまず優先して行ってきました。今後のさらなる発展に向け、メンバーひとりひとりの個の力を集結させ、継続して力を発揮できるようなチームづくりを念頭に置いて日々業務にあたっています。
#01 部署の雰囲気
話やすい雰囲気
先輩と後輩が率直に意見を言い合える、話しやすい雰囲気の職場です。普段は実験室で作業することが多いのですが、仕事の話だけでなく、お互いに雑談を交えながらコミュニケーションを取っている印象です。研究開発といえば個人で研究に没頭しているイメージもありますが、このように仲間とのコミュニケーションから新しいアイディアが生まれることも多く、効率的な研究開発を行う上で、とても重要な点だと思っています。
#02 印象に残っている
エピソード
「研究開発」とは言え、単なる自己満足で終わらせられません。興味深い結果が得られればOKというわけではなく、最終的に新製品・新事業として顧客に売れる製品を作らなければならないという使命があります。例えば、金属ナノ粒子にしても、ほんの少量作れても事業としては成り立ちません。特性だけでなく、コスト・生産性も含めた様々な検討が必要になります。環境負荷の低減はもちろんのこと、今後はSDGsの概念を取り入れた開発も重要な要素となってきます。それらのハードルを乗り越えた上で、実際に売れる製品を作らなければならず、製品として世に出るまでには非常に多くの時間と労力を要します。そのような中で、自分の携わった研究開発成果がカタチになり、世に出た際は嬉しさもひとしおです。
私が扱っている電子材料は、普段の生活で直接目にすることは少ないですが、ものづくりを通じて、社会に貢献できる機会が増えていくことを楽しみにしています。