働くフィールド
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理系学生の皆さんへWORK FIELD 01
理系出身者が主に活躍している職種について紹介します。
MACHINE 機械系
⽣産設備設計・開発
ベルトを生産するための設備を全て自社(日本)で開発・設計・製作し、国内外拠点へ発信しています。生産設備の開発には機械工学系・電気工学系知識を必要とし、機械系では材料・構造力学,熱・流体力学に基づいた構造設計を行い、CADを使用した設計・製図を行います。電気系では電気回路設計を行いシーケンス制御のソフト設計や,生産工程管理を行うためのパソコン情報ソフト設計などを行います。
工場・生産ラインの企画・設計
工場のユーティリティー(工場設備・電気・蒸気)の企画・設計を行います。機械工学系・電気工学系の知識を必要とし、プラント設計を行います。
計測・評価
ベルトの挙動を測定し、性能・寿命評価を行います。試験機は社内で設計、整備するため、機械工学全般・設計・製図に関する知識を必要とします。近年は試験機の電子制御が進んでおり、電気分野やコンピュータの知識を必要としています。測定結果の解析にFFTを多用しますので、数学、波・振動に関する知見は必須です。
設計検討
お客様の使用条件に基づき、ベルトシステムが成立するかを検討します。使用条件(モーター/エンジン緒元・回転変動・イナーシャ等)の理解は、機械系知識全般を必要とします。
開発業務
ベルトを開発するためには、顧客要求を正しく理解する必要があり、自動車用エンジン・二輪車CVT変速機・OA機器・農業機械・工作機械等、あらゆる機械/設備と接する機会があります。ベルトに使用する材料は有機化合物が主ですが、その特性評価は材料力学や化学・物理学の知識を必要とします。また構造・寸法設計の際には、FEMを駆使するため、材料力学・有限要素法に関する知識を必要とします。
ELECTRICITY/ELECTRONICS 電気・電子系
生産設備・制御設計
人が動作するには見て聴いた情報を判断して手足等動かして動作します。設備に置き換えると各センサで得た情報を判断して稼働します。この判断する部分が制御となり、ここを組立てるのが制御設計です。具体的には稼働順序の制御プログラム設計とその稼働テストを行い、生産に寄与させます。電気機器組立技能やシーケンス制御知識を必要とします。
生産設備の保全工事
人が健康に過ごすには体の傷むところを治し、健康診断を受けて健康を維持します。いわば機械設備のお医者さんとなって点検にて不具合を診て修理します。このように設備 電気関係の修理、維持を行います。機械保全技能、電気系保全知識を必要とします。
生産工場の運営支援
人が生活をするうえでエネルギー源としての食生活の充実が不可欠です。この食、すなわち外部からのエネルギーを管理し支援する、特に電力管理としての受変電設備の維持管理、工事を行います。電気工事、電気主任技術の知識を必要とします。
INFORMATION 情報系
業務システムの企画・設計・開発
社内SEとして業務システムの企画・設計・開発を行います。プログラム開発(開発言語は不問)に関する基礎知識を必要とします。
ITインフラ基盤の企画・構築・管理
社内ITインフラ基盤(クラウド・サーバ・ネットワーク)の企画・構築・管理を行います。ITインフラ(ネットワーク・サーバ)に関する基礎知識を必要とします。
基幹システムの構築・運用・保守
グループ全体の社内SEとして基幹システムの構築・運用・保守を行います。プログラム開発(開発言語は不問)に関する基礎知識を必要とします。
MATERIAL 材料系
金属・ゴム・樹脂材料をもとにした金属製品あるいは金属樹脂複合製品や金属ゴム複合製品の開発を行います。金属材料・高分子材料・材料力学・機械工学の基礎知識を必要とします。
金属製品あるいは金属樹脂複合製品や金属ゴム複合製品の大量⽣産に向け、生産ラインの立ち上げを行い、立上げ後は製造工程の改善を行います。金属材料・高分子材料・材料力学・機械工学・品質管理のための統計学の基礎知識を必要とします。
CHEMISTRY 化学系
ベルトを始めとする各種製品に用いる材料設計を行います。設計する材料はゴム・繊維・樹脂が主であり、化学反応を伴うため、物理化学、有機・高分子化学の基礎知識が必要です。
材料の混練や処理、製品製造の条件設定や工程改善を行います。有機・高分子化学の基礎知識が必要です。
金属ナノ粒子関連製品・電子材料・塗料などの新規事業製品の研究・開発を行っています。
粒子の分散・化学分析・樹脂に関する知識をはじめとした化学全般の知識が必要です。