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生産現場を見ていると
「そういうことか!」
が降ってくる

2012年入社 D.K.

工学研究科
化学工学専攻修了

生産技術

  • #30代
  • #名古屋勤務
  • #化学系

CAREER

これまでのキャリア

  • 研修/香川・京都・神戸(1年)
  • 材料設計/神戸(0.5年)
  • 生産技術/名古屋(8.5年)

JOB現在の仕事内容

 私の部署では、合成樹脂素材・キャストナイロン製ウォームホイールの新製品開発や生産技術を担当しており、私は主に生産技術の仕事に携わっています。
 生産技術は「いかに低コストで製造するか」を考える仕事です。仕事の流れとしては「改善の種を探す」⇒「効果試算」⇒「計画」⇒「テスト」⇒「効果確認」を各テーマで行っていきます。改善テーマは多岐に渡るため、「どれを優先して実行するか」「並行して進められるテーマはないか」という視点も大事になってきます。
 私は1つのことに集中しがちな性格なので、時々全体の状況をみて、今の進め方で問題ないかを確認する時間を作るようにしています。また、樹脂の製造はデリケートで、些細なことがきっかけで上手く製造できなくなります。テストを行う際は、もしもの時にも対応できるようにバックアッププランを持っておくように心掛けています。

#01 部署の雰囲気

困りごとはすぐに相談できる
アットホームな雰囲気

 「こんなことが起きたので現場を見て欲しいです」と言えば、多忙な課長や部長であってもすぐに現場に駆けつけてくれて、実際の現場を見ながら相談することができます。口頭のみでは細かいニュアンスが伝わりにくいこともあるので、これは非常に助かっています。現場を見ながら、あれこれ話をしていると、突然「そういうことか!」と謎が解ける瞬間があります。

M.S.

#02 印象に残っている
エピソード

 今の部署に異動して最初の仕事は、新しい生産設備の立上げでした。新しいが故にトラブルが多く、改善が急務でした。1番の課題は、原料の供給がストップするトラブルで、これが起きると復帰に相当の時間を必要とします。生産現場から「原料が来ない」という電話が掛かってきた時は、落胆のため息が出ますが、すぐに現場を復帰させなければなりません。関係部署に連絡した後、すぐに現場に向かいます。人員が足りない時は自らも修繕作業を行いながら、今回の対策が上手くいかなかった理由を考えます。何度もトライ&エラーを繰り返していくうちに、段々と原因が絞り込まれていき、最終的には「え、そんなことで?」ということがきっかけで、この課題を解決することができました。
 当時は非常に大変で、「解決は不可能なのでは」と思うこともありました。しかし、この経験から、諦めずに考え続ければ、きっと出口は見つかるものだと実感しました。この経験があるので、大抵のことは何とかなると今では思っています。「若い時の苦労は買ってもせよ」という諺は、まさしくその通りだと思います。