生産現場に貢献する為
AI技術の導入に挑戦中
2020年入社 M.F.
工芸科学研究科 材料創製化学専攻修了
生産技術
- #20代
- #神戸勤務
- #材料系
CAREER
これまでのキャリア
- 研修/名古屋・京都・神戸(1年)
- 生産技術/神戸(2年)
JOB現在の仕事内容
私が所属する部署は、省人化や生産性向上、品質安定化のため工法開発を担当しています。私自身は、AI技術の導入に取り組んでいます。
ベルトをはじめとする製品の製造には、多数の人手作業が必要です。しかし、人手作業は熟練度や疲労度の影響を受けます。そのような作業を自動化し、作業者の負担軽減・生産の低コスト化・品質の安定化を行うことは、生産技術の仕事の1つです。自動化の手段として、私はAI技術の導入に取り組んでいます。例えば、外観検査にAI技術を活用することで人手作業を解消し、安定的かつ高精度な検査が可能になります。
課題は山積みであり、上手くいかないことも沢山ありますが、学生時代に培った「勝つまで負けない」という信念の元、生産現場に大きく貢献できるよう挑戦を続けています。
#01 部署の雰囲気
意外と賑やか
課内ではよく笑い声が聞こえるなど、真剣に仕事に取り組む中でもリラックスした雰囲気があります。課長をはじめ、上司や先輩方は非常に話しやすく、私が突拍子もない質問をしても納得がいくまで教えてくれたり、困りごとがあれば一緒に考えてくれたりします。
部門長は「Challenge your impossibility」という言葉を掲げており、失敗を恐れずにチャレンジしやすい環境があります。また、報告しにくい悪いニュースを普段から共有することで早期に対策できるよう、社内で唯一、悪いニュース限定の報告会が存在します。
このように、新しいアイデアを出し合いながらチャレンジができる雰囲気の部署です。
#02 印象に残っている
エピソード
配属1年目のエピソードです。急な生産量増加に対応する為に、滋賀工場のサポートで生産業務を2か月半ほど経験しました。当時、まだ右も左も分からない状態で通常業務を中断することに不安がありましたが、結果的には非常に良い経験となりました。
滋賀工場では、ベルトに使用する繊維材料を生産しており、設備が少しでも止まれば多くのロスが生じます。正確さとスピードが必要な難しい作業もありましたが、熟練の方が何度もフォローしてくださったおかげで習得することができました。サポートに入った当初は生産品目や工程に関する知識が浅かったですが、現場を毎日じっくり観察できたことで、2か月半の役目を終える頃には理解を深めることができました。そして何より、4勤2休で日勤と夜勤を繰り返すハードなスケジュールの中で、現場の方と顔を合わせてコミュニケーションを取ることで、徐々に打ち解けられことが最も嬉しく印象に残っています。
この経験により、現場を知ることの重要性を再認識し、現在の業務を通して生産現場に貢献したいという気持ちが一層強くなりました。