1. TOP
  2. 採用TOP
  3. 働く仲間を知る
  4. 製品設計S.O.
kobe24.png

チェーンを凌駕する
自転車用ベルトを開発

2008年入社 S.O.

理工学部 機械工学科卒

製品設計

  • #30代
  • #神戸勤務
  • #機械系

CAREER

これまでのキャリア

  • 研修/香川・神戸(1年)
  • 製品設計/神戸(1年)
  • 製品設計/神戸(9年)
  • 製品設計/神戸(3年)
  • 製品設計/神戸(1年)

JOB現在の仕事内容

 自動車用タイミングベルトの開発・製品設計を行っています。近年、車両の電動化や自動運転といった先進安全技術の進歩に伴い、EPS(電動パワーステアリング)やEPB(電動パーキングブレーキ)といった新たな技術が注目されています。これらの電動化製品を製造する部品メーカーに対し、顧客要求に基づく製品の開発・技術提案・品質承認に関する業務を主としています。
 特に要求される品質はNV特性(低振動・低騒音)です。ガソリンエンジン車と比較し、運転騒音の小さいEV車では、さらに高い品質が求められています。
 これらの高い要求品質を満足させるために、シミュレーション技術や材料技術・品質評価技術・生産技術を有する関係部署と協業で、ベルト製品の開発・設計を進めています。
 自動車を使うすべての方の安全性や快適性を向上させるため、さらなる高品質な製品の開発に取り組んでいきたいと考えます。

#01 部署の雰囲気

ひとりで悩まず
みんなで共有

 新製品の開発や設計を進めていると、日々技術的な課題に直面します。特に私の部署には若い技術者が多く在籍していますが、困りごとがあれば都度先輩や上司と相談している光景をよく目にします。そこで技術的な議論が始まり、次にすべきことが決まることでお互いスッキリします。困りごとや悩みごとを気軽に相談できる雰囲気づくりを大事にしたいと思います。

S.O

#02 印象に残っている
エピソード

 入社して初めに配属された部署で、一般産業用(※)のタイミングベルトを設計していた頃の話です。皆さんに馴染のある自転車を駆動する用途で、「チェーンを凌駕するベルトの開発」 というテーマで自転車メーカーとの共同開発に取り組んでいました。
 自ら設計したベルトを工場に出向いて試作し、さらに試験室に籠り品質評価をする日々を過ごしていたことを覚えています。簡単に結果が出るわけもなく、たくさん失敗もしましたが、その分得るものも多くありました。この時の経験が私の設計者としての原点になっていると思います。最終的には先輩や上司に助けていただいたお陰で、無事に製品として納入する事ができました。
 今では、私が担当したベルト駆動式の電動アシスト自転車が街中を颯爽と走り回っています。自身の手がけた製品が世の中で役に立っていることを目にするのは、非常に大きなやりがいを感じると共に、嬉しい瞬間です。

※自動車・二輪車以外の用途。家電・工作機械・農業機械・医療機器・ロボットなど。