
時に熱く、
時に和やかに
チームで力を合わせて
新製品の開発に挑む
1996年入社 M.I.
材料科学研究科 物性科学専攻修了
研究開発
- #50代
- #神戸勤務
- #海外勤務経験
- #材料系
- #部長職
CAREER
これまでのキャリア
- 研修/名古屋・香川(1年)
- 研究開発/神戸(4.5年)
- 海外駐在/ドイツ(1.5年)
- 研究開発/神戸(20年)
JOB現在の仕事内容
担当部門では、①新製品開発と②知的財産に関する業務をおこなっています。
①では新規な製品を開発し、これまでにない新たな提案でお客様の困りごとを解決するのが仕事です。国内外のニーズや市場環境は、刻々と変化しています。最近では、デジタル技術の革新、自然環境への対応、ライフスタイルの多様化など、これまでより変化のスピードが加速しており、新技術や新製品もすぐに陳腐化してしまいます。時代の変化を取り入れ、それぞれのお客様が求める新製品の開発に日々取り組んでいます。
②では、当社で開発した技術や製品が会社の利益になるように、知的財産として権利化する仕事をおこなっています。また権利を得るだけでなく、他社の知的財産に侵害していないかについても慎重に調査し、確認しています。知的財産には、発明を保護する「特許権」、デザインを保護する「意匠権」、ハウスマークやブランドマークを保護する「商標権」があり、必要に応じて権利化しています。
#01 部署の雰囲気
先輩後輩関係なく、
技術的な討論が行える職場
これまでの経験や思い込みだけで話すと、間違いを指摘されます。先輩後輩関係なく討論できるため、若いメンバーでもしっかりした実験データや解析データ、調査結果を背景に意見を述べれば、その主張は認められます。時に熱く、時に和やかに話し合いができており、風通しが良い職場だと感じています。メンバーの技術的専門分野が異なることが幸いし、得意な所と苦手な所を双方で補完しながらチームの力を向上させています。

#02 印象に残っている
エピソード
良い思い出として印象に残っているのが、普段用いているモバイル端末 (ノートPC、スマートフォンなど) の電子部品の原料に開発品が用いられたことです。開発当初から小さなチームで取り組んでいたナノメートル(1mmの百万分の1)サイズの金属微粒子が、新規材料として、電子部品の技術を担当するお客様に見出され、採用が決まりました。開発チームのみんなで喜んだのを覚えています。基本検討から応用につなげ新製品となるには、単に技術的な優位性だけでなく、品質・コスト・デリバリー・長期保存安定性・自然環境への影響・人体への安全性など、多くの要求に全て合格する必要があります。また、量産時と開発時は作製スケールが異なり、同じ品質を得るのに何度も工程を見直す必要があります。その中、チーム全体で力を合わせ、お客様の協力のもと、苦労しながら完成させる仕事にはやりがいを感じます。
#03こういう方と一緒に働きたい
自ら考え、行動できる学生さんに入社していただきたいです。受け身だと先輩が考える範囲を超えることができず、結果として会社の衰退に繋がります。コミュニケーションを大切にし、自らの考えを是非発信してほしいと思います。時に意見が通らないこともありますが、指摘のあった貴重な意見を取り入れながら前向きに進めてもらいたいです。