安心して使用いただく為に
「高品質」をつくりあげる
2004年入社 T.I.
工学部 機械知能工学科卒
品質保証
- #40代
- #神戸勤務
- #機械系
- #部長職
CAREER
これまでのキャリア
- 製品設計/神戸(9年)
- 品質保証/神戸(10年)
JOB現在の仕事内容
お客様が安心して使用できる高品質な製品を安定して製造できるように、品質管理のルール作りや品質教育を実施したり、工場をパトロールしたり、ときには改善の指導を行っています。新製品の開発においては、設計部門のみならず我々品質保証部門を含めた複数の関連部門が参画して、高品質で付加価値の高い製品の実現に取り組んでいます。
また、残念ながらお客様から不良品とのご指摘をいただいた場合には、それ以降は不良品が納入されないように応急対策を取ります。その後、不良品が発生・流出してしまった原因の究明を行い、必要な対策を講じて、お客様へ報告します。これらの活動を工場と一緒になって行います。
当社は海外に8つの工場があるので、年に1回は現地に赴いて製造工程の監査を実施しています。現地国の従業員と直接交流できる機会であり、色々な国や地域の文化に触れることの多い部署です。
#01 部署の雰囲気
気兼ねが無く、
常に会話の絶えない部署
管理職から一般職まで比較的年齢層が近く、仕事の話をするときでも友達のような会話が毎日繰り広げられています。いつもワイワイガヤガヤ、皆が本音で会話しているので、ひょっとすると同じフロアの他部門の人たちに「うるさいな」と思われているかも知れません。
あまり良くないことかもしれませんが、あだ名のような呼び方で上司・同僚・部下を呼んでいることも珍しくありません。「それだけお互いに遠慮がなく、ひとりで問題を抱え込むことのないオープンな雰囲気」というのは言い過ぎでしょうか…
#02 印象に残っている
エピソード
残念ながら不良品がお客様へ納入され、クレームをいただいたいた際、なかなか原因を究明することができずに苦労したことがあります。このような場合、当面の応急処置として、在庫品の品質を再確認して製品を納入させていただくのですが、一方でいち早く根本的な恒久対策を講じなければなりません。製造現場に出向いて詳細に現場・現物を確認しながら、品質管理手法を使って、あらゆる不良品発生の可能性を検討し、再現試験を重ね、やっとのことで原因を突き止めることができました。
量産製品の製造工程では、人によるミスを防止するために「ポカヨケ」と言われる機能を生産設備に設置することがあります。前述の事例では、このポカヨケを設置する際に抜け道がないことを十分に評価したつもりでしたが、「まさかそんな抜け道が?」という意外な弱点があったのです。
不良品でお客様へご迷惑をお掛けしたことは決していいことではありませんが、きちんと対策を施し、お客様へ報告した際に「ありがとうございます」と言っていただいたことで、それまでの苦労がすべて報われて非常に嬉しかったものです。もちろん、これらは皆一丸となって頑張ってくれた結果でもあります。