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将来に向けて
財務面から貢献!

2008年入社 Y.M.

文学部 総合人文学科卒

財務

  • #30代
  • #神戸勤務
  • #文系
  • #課長職

CAREER

これまでのキャリア

  • 研修/香川・神戸(1年)
  • 財務/神戸(14年)

JOB現在の仕事内容

 当部署は国内外の会社との入金支払の決済窓口となり、企業活動により得た資金を管理をしています。入金サイドは営業部門の売上データ、支払サイドでは購買部門の検収データ等を基に、実際のキャッシュの動きを管理します。
 近年は海外売上比率も高まり、海外との外貨建て取引が増えています。外貨建て取引は現地通貨で取引ができる一方、為替レート変動リスクにさらされています。その為替リスクを最小限に抑えるため、為替予約(外貨売り円買い)や、外貨建て支払への充当、グループ会社へのファイナンス、外貨を用いた運用を行っています。
 また、各金融機関との交渉窓口も担っており、資金調達面では、会社の設備投資計画などから将来の資金需要を把握し、金融機関と交渉を行っています。他にも経営に関する情報提供や、運用商品の検討を行っています。

#01 部署の雰囲気

静かに見えて
実は熱く仕事をしています

 財務部門は為替業務がメインの課と、決算や税務がメインの課に分かれています。前者は毎月末月初が繁忙期となり、後者は決算時期(特に半期と通期)に業務が膨大となります。なので、決算処理を行う時期となる4月(※)は、国内外の部門から問い合わせが格段に増えて、とても慌ただしく過ごしています。また、税制度改正時は様々なシステム等を変える必要があるため、財務部門全体で社内周知や多くの問い合わせに対応しています。

※三ツ星ベルトは3月決算です。

Y.M.

#02 印象に残っている
エピソード

 昨今、ESG経営やサステナビリティ活動を積極的に行う企業が当たり前になる中、三ツ星ベルトグループも同様にサステナビリティ活動を推進しています。
 その中で、財務部門の立場でサステナビリティ活動に寄与する一環として、「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下、SLL)による資金調達を2023年2月に行いました。
 SLLは、当社のサステナビリティ戦略に基づく「目標」を設定し、目標達成状況に応じて借入条件が有利になるローン契約です。今回当社が設定した目標は「2025年度のCO2排出量を2013年度対比で27%削減させる」です。SLL締結には、第三者評価機関から目標設定に対してお墨付きをもらうことがルールとなっています。その為に、当社のサステナビリティ推進部門と協力し、様々なCO2データの提供やディスカッションを第三者評価機関と重ね、無事に認証を受けることができました。認証を受けた次は借入条件の交渉フェーズに入ります。この当時(2022年12月)は、日本銀行の長期金利の変動幅上限を引き上げるサプライズ発表があり、長期金利市場が乱高下している時期でした。0.01%金利が違うだけで支払利息に大きく影響するため、金融機関と何度も交渉を重ねて、設定金利を詰めていき借入を実行することができました。