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安全第一で
コンベヤベルトの
生産を支える

1986年入社 M.K.

畜産学科卒

生産

  • #50代
  • #名古屋勤務
  • #文系
  • #課長職

CAREER

これまでのキャリア

  • 生産/名古屋(35年)

JOB現在の仕事内容

 樹脂コンベヤベルトの製造を担当しています。前の工程で製造されたベルトの原反を注文サイズに裁断し、プレスでエンドレス(※)します。裁断では1日に400件程の注文が入りますが、すべて顧客の要求内容に基づき製造します。1件ごとに材料を選定し、指定された寸法に裁断後、両端をエンドレスできる状態に加工します。プレスでは裁断したベルトの両端をつなぎ合わせて、プレス機で過熱溶着し、エンドレス加工します。裁断では製品寸法が重要で、厳しいものでは幅公差で[+0][-0.5]mm、長さ公差では[±2]mmが要求されます。樹脂ベルトは帆布と樹脂で構成されており伸縮性がある為、公差内に収めるには、各担当者の正確な作業が重要となります。オーダー生産に対応する為、工程間の連携も重要で、裁断・プレス・その後の工程の担当者とも常に相談しながら製品を造り上げています。
 現在は生産課長として、現場担当者と業務担当や営業担当などの間接部門との調整役が主な仕事となっています。特に新製品の量産開始時は大変で、技術部門の要求と現場の調整に四苦八苦です。

※エンドレス…ベルトを輪っかの状態にする事

#01 部署の雰囲気

工程間で意見がぶつかり、
時には熱くなることも

 短納期の注文が多く、「受注から1~2日」で出荷となることもあります。納期に対応するために各工程で優先させたいものが違ってくることが多々あり、何を優先させるかで工程間で調整することが重要となります。担当者間で調整するとそれぞれの都合があり、話が進まなくなる事もありますが、各工程のリーダーの判断で納期に遅れることなく何とか対応しています。

M.S.

#02 印象に残っている
エピソード

 生産部門で35年働いてきて「安全第一」が最優先と感じています。長年生産をしてきて、多くのヒヤリを体験してきましたが、今まで災害を起こさずにこれたのも、周りの協力と思いやりがあったからだと感じます。
 入社して数年が経ち、仕事にも自信を持ってきた頃の話です。大型の設備を用いて樹脂ベルトの原反を製造する作業を4名で担当していましたが、夜間勤務の時に突発で2名が休む状況が発生しました。ラインを止めるべきか生産するべきか悩みましたが、最終的に生産を行うという選択をしました。その日は問題なく夜勤を終えることができ、自分ではよく頑張ったつもりで朝を迎え、上司に報告したところ、開口一番「なんで生産したんだ!」と怒鳴られました。その時は「なんで頑張ったのに怒られるんだ!」と思いましたが、冷静に考えれば休憩交代などで1人で作業している時に何かあったらと考えると、自分の行動がどれだけ危険だったかに気付かされました。今後も安全第一で、周りの仲間も守る気持ちで仕事に取り組みたいと思います。