
コンベヤベルトの
使用現場を見ると
新たなアイデアが!
2012年入社 T.S.
理工学部
物質創成化学科卒
製品設計
- #30代
- #名古屋勤務
- #化学系
CAREER
これまでのキャリア
- 研修/京都・香川・神戸(1年)
- 製品設計/名古屋(9年)
JOB現在の仕事内容
樹脂製のコンベヤベルトの新製品開発を主に行っています。
新製品の開発では、材料メーカーと新規素材についての打ち合わせを行ったり、ベルトの試作や走行性能の評価を行ったりしています。その他にも、ベルトに非粘着性や傾斜搬送能力などの新たな性能が求められる場合には、その性能に応じて適切な試験方法の開発も行っています。
新製品の開発以外には、品質改善や生産性向上・原価低減を目的とした製造条件の評価や新規設備についての導入検討についても取り組んでいます。
また、新製品のPRやお客さんの困りごとについて情報収集を行うために、お客さんを直接訪問することもあります。実際にベルトを使用している現場を確認することで、新製品開発のアイデアが得られたり、最適なベルトをお客さんへ提案できるたりするため、とても貴重な機会となっています。
#01 部署の雰囲気
何でも話しやすい
仕事の内容だけでなく、私生活についても話をしやすい部署なので、様々なことを相談したり、相談されたりしています。私は出身が東北なので、名古屋で働き始めた当初は土地勘も無く、電車の乗り換えにも苦労していました。そんな中、上司や先輩の方々におすすめのお店や穴場のスポットを教えていただいたり、電車を効率的に乗り換えられる駅や方法についても教えていただいたりしました。
仕事についても、「若手だから」と一蹴せずに、しっかりと提案や意見を聞いてもらえるため、活発な意見交換が行われています。

#02 印象に残っている
エピソード
ある開発の案件で、数十種類もの試作評価を行い、ようやく完成した試作品を持って、お客さんであるコンベヤ(装置)メーカーを訪問したことがありました。
訪問前は、お客さんに満足していただけると自信を持っていたのですが、実際に試作品を確認していただいてところ「微妙だね。もう少し改善してみて。」と言われてしまい、かなり落ち込みました。しかし、上司や先輩の方から「『もう少し改善してみて』と言われたということは、お客さんも期待しているんだ。もっと良い製品を作って再トライしよう!」と言っていただき、改めて試作評価に取り組みました。最終的に、開発完了までに2年を要してしまいましたが、最終の試作品をお客さんに観ていただいた際に「とても良いベルトだ」と言っていただけた時は、大きな達成感がありました。
この開発の案件を通して、あきらめずに改善に取り組むことの大切さを学ぶことができましたし、今の仕事でもこの経験が活きていると感じています。