Sustainability Strategy サステナビリティ戦略
サステナビリティ戦略
サステナビリティ経営に対する考え方
三ツ星ベルトグループは、基本理念「人を想い、地球を想う」のもと、企業価値と環境・社会価値のトレードオンを図るべく、ESG経営の実践に取り組んでいます。
2030年度の「ありたい姿」においては、「持続可能な社会の実現への貢献(社会的・経済的価値の向上)」を掲げ、特定したマテリアリティを主とする各ESG課題の解決に取り組んでいます。
サステナビリティ経営の推進体制
環境や社会に対する企業の果たすべき役割がより大きくなった現在において、三ツ星ベルトグループが果たすべき役割と存在意義を改めて見つめ直し、ESG経営を迅速かつ効果的に実行することを目的として、2022年4月、代表取締役社長が委員長を務めるサステナビリティ推進委員会を設置いたしました。
特定したマテリアリティについては、課題ごとに推進組織が設定され(推進組織は、各委員会、事業部門、またはサステナビリティ推進委員会の直轄組織となるワーキンググループが担当)、各課題解決への取組みおよびKPI管理が行われます。それら取組みの進捗状況はサステナビリティ推進委員会に報告され、同委員会により、監視、指示、判断、評価されています。また、サステナビリティ推進委員会の活動内容は、必要に応じて取締役会に報告、最終決定され、サステナビリティに関する執行側の取り組みを監督しています。
マテリアリティ | サブ・マテリアリティ (取り組む課題) |
施策・内容 | KPI | 2023年度の進捗 | |||||||||||||||||||||||
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E |
脱炭素社会実現への貢献 |
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CO2排出量削減目標 (Scope1・2/基準年度 : 2013年度)
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CO2排出量削減率実績:35%(2013年度比) (対象:国内8拠点のScope1&2) (一部2022年度の排出係数を使用) |
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エネルギー使用量原単位目標 : 前年度比1%以上改善 (対象:国内8拠点) | エネルギー使用量原単位改善率:+0.7%※1 | |||||||||||||||||||||||||
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Scope3排出量の削減目標値を設定のうえバリューチェーン全体での排出量削減に取り組む | Scope3排出量を算定。削減目標値を策定中 | |||||||||||||||||||||||||
生物多様性の保全 |
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国内拠点の取水量目標:2030年度までに50%削減 (基準年度:2021年度) | 国内拠点の取水量削減率:'21年度比 20.8% | |||||||||||||||||||||||
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海外拠点の取水量目標:取水量原単位を維持する (基準年度:2021年度) | 海外拠点の取水量削減率:'21年度比 12.6% | |||||||||||||||||||||||||
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法令違反件数ゼロ | 法令違反件数:0件 | ||||||||||||||||||||||||
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化学物質排出・移動量目標:150t/年以下 | 化学物質排出・移動量実績:143t/年 | |||||||||||||||||||||||||
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VOC排出量の目標値 : 73t/年以下 | VOC排出量 : 40t/年 | |||||||||||||||||||||||||
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取引先との協働により天然ゴム、綿の生産地管理を行うと共に、サステナブル材料への切り換えを進める | 調達ガイドライン開示、取引先情報管理ツール導入 | |||||||||||||||||||||||||
資源循環型社会の構築/資源の有効活用 |
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発生量の1%以下 (ゼロエミッションの達成/対象:国内拠点) | 産業廃棄物埋立量比率 : 0.1% | |||||||||||||||||||||||
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管理体制を確立し、炭素排出量低減製品、資源枯渇対応製品などの環境配慮型製品の拡充を進める | 環境配慮型製品の開発 : 管理体制整備完了 | ||||||||||||||||||||||||
S | 人権と人格の尊重 |
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取引先との協働によりサプライチェーン全体での人権DDを推進する | サプライチェーンにおける人権リスクの評価完了 | ||||||||||||||||||||||
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従業員の喫煙者割合 : 2030年度までに15%以下/肥満率(BMI 25%以上の割合)を2030年度までに25%以下にする | (2023年度は測定しておりません) | ||||||||||||||||||||||||
人財戦略の強化 |
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女性管理職比率(課長) 2026年度 : 5%以上、2030年度 : 10%以上 (三ツ星ベルト単体) | 女性管理職比率(課長) : 3.1% | |||||||||||||||||||||||
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スコア改善目標 2026年度 : 10%改善、2030年度:13%改善 | エンゲージメントサーベイを開始 | ||||||||||||||||||||||||
G | 経営の透明性向上と腐敗防止 |
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法令違反件数ゼロ | 法令違反件数 : 0件 | ||||||||||||||||||||||
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リスクマネジメントシステムの維持・管理とブラッシュアップを図る | BCP活動を全生産拠点へ展開 | ||||||||||||||||||||||||
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情報セキュリティに係るインシデント発生件数 : 0件 | インシデント発生件数: 0件 | |||||||||||||||||||||||||
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建設的な対話が実現できる機会を創出し、積極的なコミュニケーションを図る | 投資家・アナリストとの対話 : 66回開催 | ||||||||||||||||||||||||
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2030年 : グローバル基準のESG評価で最高ランクの取得 | CDP : Bランク ※2 │ FTSE : 3.3 ※3 | |||||||||||||||||||||||||
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地域社会との協働による災害などへの対応 | 地区まちづくり推進会との対話 : 22回 |
- ※1 対象:国内8拠点 エネルギー消費原単位=エネルギー総消費量÷原材料使用量
- ※2 2024年2月発表のスコア
- ※3 2024年6月発表のスコア