一般産業用 伝動ベルトおよび関連機器
土木用遮水材

ため池・調整池

ため池とは農業用水を確保するために水を貯め取水できるよう、人工的に造成された池であり、池内の水を外部に漏らさないようにしなければなりません。

三ツ星ベルトの合成ゴムを中心とした品質の高い表面遮水材が、池内の水の漏水防止に貢献します。

地震に対する優位性

 阪神淡路大震災および中越大地震において、断層上に当社の「ミズシート」を貼った池があり、合成ゴムシートの特性であるフレキシビリティが最大限に発揮されたため、地盤が大きくズレたにもかかわらず漏水せず、ため池の安全性が保持されました。

設計上のポイント

基盤造成

 ミズシートは伸び率が大きく、コンクリート、アスファルトパネルなどに比べ、圧密沈下に対する追従性にすぐれています。基盤造成は突起物(礫、木片、木根など)を除去し、 支持力に不足のないよう転圧を十分に行い、平滑仕上げが難しい場合は、保護マット、砂層ソイルセメントなどを検討します。
 基盤が軟弱地盤で、大きな地盤沈下が予想される場合には、基盤の土質や規模に応じて、置換工法、サンドドレーン工法、プレロード工法などの処置を施し、基盤の安定を図る必要があります。
 切盛土の取り合い部、大きな抜根跡、コンクリート構造物の周りは、局部沈下、陥没が生じないように十分に締め固めを行います。

基盤造成
基盤造成
基盤造成
基盤造成
基盤造成
基盤造成

堤体(法面勾配)

堤体の標準寸法は表の通りです。

堤高 H(m) 〜5 5〜10 10〜15  
貯水位までの高さ H1(m) 〜3.3 3.3〜7.8 7.8〜12.2  
計画越流水深 h1(m) 0.3〜0.5 0.5〜0.8 0.8〜1.2 余水吐の位置・構造により差がある
余裕高 h2(m) 1.0〜1.2 1.2〜1.4 1.4〜1.6 0.05H+風波高(最高1.0m)を原則とする
堤頂幅 B(m) 2.0〜3.0 3.0〜4.0 4.0〜5.0 0.2H+2.0m(最低3.0m)を原則とする
前法勾配 n(割) 1.5〜1.8 1.8〜2.1 2.1〜3.0 1.5〜3割
前法小段幅 b(m) 0〜1.5 1.5 2.0 小段を設ける場合は最小1mとする

堤高が10mを超える場合は小段を設置するのが望ましい方法です。
法面勾配は土質や規模に応じた安定勾配とします。(1割5分以上)

特に次の場合は安定を検討する必要があります。

  • 盛土高が高い場合
  • 地下水位が高い場合や湧水の多い地点
  • 軟弱地盤
  • 地すべり地帯の不安定な地盤
  • 急斜面上の盛土
基盤造成

ミズシートの固定

天端固定工

天端でのシート端末固定は、図①に示すように、法肩から水平に500mm離した位置に溝を掘り、 その中にシートをL字型に落とし込み、水、空気を含ませないように埋め戻し、十分転圧を行います。 法肩部を美しく仕上げるためには、図②、③に示すようにコンクリートを打設します。 維持管理面では、フェンスなどの危険防止対策を行います。

ミズシートの固定

構造物の取り合い

構造物の周辺は、埋め戻し土の沈下が生じやすいので入念に締め固めを行うとともに、構造物端の面取りを行います。接着幅は300mm以上確保します。

構造物の取り合い

パイプ構造物部

パイプ構造物部
パイプ構造物部

階段部

階段部
階段部

洪水吐部

洪水吐部
洪水吐部

擁壁部  擁壁の打継部は400mm幅のミズシートで目地張りを行います。

擁壁部
擁壁部

揚圧力対策

地下水、湧水処理(アンダードレーン)

 地下水、湧水による揚圧力排除の為、必ずアンダードレーンを設置します。アンダードレーンの周囲には、目詰まりによる排水不良や、 吸い出しによるパイピング陥没が生じないよう、フィルター材で巻き立てを行います。

地下水、湧水処理(アンダードレーン)

エアー抜き

ミズシートの下部残留空気、基盤内の空気および種々の発生ガスを 抜く為、必要に応じて法面にエアー抜きパイプを設置します。20〜30m間隔で法尻から天端まで有孔管を配置し、 法肩から抜気させるというのが標準です。また、底面には1/500〜1/200の範囲で勾配を設定する場合もあります。

エアー抜き

各種仕様詳細図

①張りブロック

基礎コンクリートは堤高、法面長、土質などにより決定してください。

①張りブロック

②パイプ廻り納め

②パイプ廻り納め

法尻(ブランケット工法)

法面ライニングにおけるシート端部の埋め込み深さは土質等によって決定されます。別途、諸条件の元に計算、検討ください。

法尻(ブランケット工法)

施工手順

シート敷設
シート敷設

簡易補修方法

簡易補修方法

補修箇所部の補強張り(1)

プライマー処理後、補修箇所部の大きさに裁断したEJテープの剥離紙を剥がし、エアーを内包させないように張りつけてください。

簡易補修方法

補修箇所部の補強張り(2)

補修箇所部に大きめに裁断したパッチ張りシートを張りつけ後、周囲をプライマー処理後、EJテープでエアーを内包させないように張りつけてください。

ミズシートの現場接着
ミズシートの現場接着はネオ・ボンド#110JSまたはネオ・ジョイントテープを使用して行います。

ミズシートの現場接着

製品一覧

ページトップへ